マタニティフォトを撮らせていただきました。
人生初、マタニティフォトを撮らせていただきました。
若いご夫婦ととても幸せいっぱいの時間を過ごさせていただきました。
とても笑顔の絶えない素敵なご夫婦、撮ってる時も、家で編集作業してる間もニヤニヤがとまりませんでした。
今回はいつもとは作風を変えて、被写体を引き立てるエディットを施してあります。
妊婦さんの肌の色には特に気をつけながらハッピーな色合いに仕上げてみました。
camera:Nikon D600
lens:Planar 50mm f1.4 zf.2
今回、撮影の合間に最近安く手に入れた二眼レフカメラ、
yashicaflexでも撮影していたのですが、
それが予想以上の写りで驚きました。
もうちょっと緩〜い描写になるのかと思っていたら
案外シャープに写ってびっくりしました。
yashicaflexとFuji PRO400Hの組み合わせ、いいですね。
camera:yashicaflex
film:Fujifilm PRO400H
マタニティフォトに限らず、カップルフォトやポートレートなどもっともっと積極的にやっていきたいなと思いました。
撮影依頼受け付けておりますので
お気軽にコメント欄やinstagramにご連絡ください。
レンズレビュー 〜 X-T1とCarl Zeiss Distagon 35mm f2.8〜
レンズレビュー
CarlZeiss Distagon 35mm f2.8
最近はほぼFujifilmのX-T1を持ち出すのですが、センサーがAPS-Cなので、(センサーサイズの話はここでは割愛します)スナップやポートレート用に35mm換算で50mmの標準画角になる35mmのレンズが欲しいなと思っていました。
中古カメラ店で中古並品としてとても安く手に入れることが出来たレンズ、CarlZeiss Distagon 35mm F2.8を僕なりの視点での使用感などを書きたいと思います。
このレンズ、フィルム時代の1990年代初頭に生産されたレンズなのですが、写りや発色なんかは充分現在の高級レンズにも引けをとらない写りをします。
写りなんか見てるとオールドレンズとは言えないですね。
写りそのものは少し硬めな印象。
ボケもトロトロ〜っととろけるようなボケではなくて、滲むようにさりげなくボケます。
あと、このレンズは寄れないのですが、自分はX-T1につけて50mm付近の標準画角のレンズとして使用しているので最短撮影距離が40cmというのはあまり気になりません。
nikkorの50mmや同じカールツァイスのPlanar50mmなんかは最短撮影距離が45cmなのでちょっとだけ寄れるようになった感覚ですね。
自分の場合、寄って背景をぼかしきるような撮影方法をしないのでこれだけ寄れればむしろ充分で、気になった事がありません。
最短撮影距離が40cmであること、解放F値が2.8であることでボケすぎず、被写体を適度に浮き立たせる位に背景がボケてくれます。
被写体を引き立てながら背景の様子もわかるように撮ることが多いのですが、このバランスがちょうどよいですね。
写真の立体感が素晴らしく、撮った絵を見てドキッとすることも多いです。
ハイライトやシャドウ部もよく粘るのでRAW現像時にも普通なら残らないであろう情報がちゃんと起き上がってきます。
自分は普段F4を基準にそれより絞るか、開けるかをその時々で絞りを変えるのですが、このレンズ、F4の時だけ絞り羽根が手裏剣形になるので使えません。
なので人や動物、植物なんかを撮るときはF2.8解放で、スナップの時はF5.6かF8で使っています。
とはいえ驚くのが絞り解放の時の写り。
人なら髪の毛一本一本まで写しながら硬く写りすぎないので、あまりレンズを解放で使わない自分でもこのレンズを使う時だけは積極的に解放を使いたくなります。
多分35mmという画角と2.8という解放値、F4での絞り羽根形状が手裏剣形になることを思うとF8〜F11でガチガチに撮った方がこのレンズの良さが生きてくるんだと思います。
カタログスペック的には地味で、あまり人気が無いのか中古カメラ屋さんで20,000円前後で手に入れることが出来るこのレンズ。
長く写真をやっている方や相当な数のレンズを持っている方々に言わせるとなんて事はないレンズなのかもしれません。
カタログスペックで見るのではなく、それが撮っていて楽しいレンズか、撮った写真に自分が納得出来る写りをするレンズかの方が重要だと思うので、カタログスペックに惑わされずに皆にレンズを選んで欲しいなと思います。
たとえ安いレンズでも自分はこのレンズが好きだから使ってますと言えるのが幸せですね。
あまり人気のないこのレンズですが僕は自信を持って好きだと言える、そんなレンズです。
2017.6.18日高サミットにて 〜モデル松本舞さん〜
6/18(日)
由良町の白崎にて開催されたフォトウォークに参加してきました。
みなべ町出身のモデル松本舞さんを招いてのフォトウォーク。
とてもほんわかとしたモデルさんでした。
淡くて柔らかい色づかいをする僕の作風に
ぴったり合ってると思います。
モデルさんとしてではなく、
一人の女性として自然な雰囲気で
撮れていると嬉しいです。
レンズはDistagonの35mmF2.8で撮りきりました。
X-T1につけると50mm付近の標準画角になりますね。
あまりカタログスペックには興味ないのですが
最近使ってるこのレンズ、とても気に入っているんで
近々レビューなんかできればと思っております。
camera:Fujifilm X-T1
lens:CarlZeiss Distagon 35mm F2.8 (c/y)
monochrome 〜印南漁港と猫〜
現実世界を非現実世界にするのと、
色に囚われない写真表現の訓練として
度々モノクロ写真を撮るのですが、
今回は自分の地元である印南町の漁港で
撮ったのでアップします。
一言に写真といってもその表現方法は人それぞれ。
自分は色々な表現方法を使いながら
色んな表情を作り出したいなと思うタイプなので
淡いふわふわな写真からカッチリハードな写真まで
なるべく幅を持たせたいなと思いながら日々写真を撮っています。
モノクロの時は階調や質感を大事にしながら
エディット作業を進めていくのですが
「色」でのごまかしが効かない分
考える事が逆に増えるような気がします。
漁港といえば猫ですよね。
ここ印南漁港にも例に漏れずたくさんの猫たちがいました。
camera:Fujifilm X-T1
lens:contax carl tweiss distagon 35mm f2.8 (c/y)
2017GW 奈良一人旅 3日目 〜吉野山・旅のまとめ編〜
今回の奈良一人旅もとうとう最終日です。
お世話になったゲストハウスを後にして
吉野山に向かいます。
吉野山は桜の時季は日本一とも言われる
桜の名所なのですが、今回は桜の時季ではありません。
今回はのんびりとそんな吉野山を見て回りました。
実は神社が好きだったりします。
この日は前の2日とは違い
曇り空の中での旅でした。
逆に山を登るには暑くなくちょうどよい気候でしたよ。
吉野神宮でお参りし、
吉野山に登る許可を得た所で山を登り始めます。
吉野山を下って今回の旅を終わりにしました。
和歌山からは隣県である奈良。
しかし普段大阪や京都、神戸に足が向いてしまう自分たちにとって
近いようで遠い存在でした。
だからあえて奈良を選択したのですが
今回の旅をしてみて奈良の魅力を十分に堪能しました。
歴史のある所に訪れたいのだけれど
人混みが苦手だから京都へはなかなか行けないという方。
奈良は本当にゆっくりとした時間が流れていて
のんびりと旅をすることができるので本当にいいところです。
今回巡れていない場所も沢山あり、
近いのでまた訪れたいなと思いました。
今回の旅ではX-T1にXF23mmF1.4のレンズ(35mm換算35mm)
のみで回ってきたのですが、旅にはこの35mmという焦点距離が使いやすいですね。
3日間で3,000を超える写真を撮ったので
写真の選別や仕上げが大変でしたがこれも含めて旅だと思います。
写真を眺めながら記憶を辿る旅をもう一度楽しむことができるので
これも写真の楽しみの一つではないでしょうか。
これでようやく奈良旅編を完結しますが、
この一連の投稿で奈良に行きたいなと思ってくださる方が
一人でも出てきてくださると嬉しいです。
camera:Fujifilm X-T1
lens:xf23mmF1.4R
2017GW 奈良一人旅 2日目 〜法隆寺・今井町・おふさ観音・ゲストハウス他編〜
前回投稿から随分空いてしまいました。
奈良一人旅の残りの写真をアップしたいと思います。
2日目は法隆寺からスタートです。
法隆寺に入る前に腹ごしらえ。
和歌山でも茶粥は食べるのですが、
奈良に来たということで柿の葉寿司と茶粥を。
茶粥の上にあられが乗っているのが新鮮でした。
柿の葉寿司も美味しかった。
腹ごしらえしたら境内へ。
ここも本当に広くて途中迷子になってしまいました(笑)
一部ご紹介します。
本堂?が改装工事中だったのが残念でしたが、
ゆっくりと境内を見て回る事ができました。
柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
法隆寺を出た後は南下して
古い町並みを保存している今井町に。
車を停めて今井町に歩いて行く間に
河の水面に映る鯉のぼりが。
そして今井町へ。
ここ、こんなに古い家が立ち並んでいるんですが
ほぼ全ての家で今でも生活がなされています。
今井町を出てからは7月から「風鈴祭り」が開催されるおふさ観音へ。
ここ、インスタグラマーの間では有名な所で、
夏になるとタイムラインがここの風鈴一色になりますね。
もちろん風鈴はありませんでしたが、
それでもすごくきれいな観音さんで
十分見応えのある場所でした。
随分と日が傾いてきたので
ここで一度ゲストハウスに。
この日の夜は吉野地区のゲストハウスに。
一度伺ったのですが、
まだ日が落ちる気配がないので
もう一箇所どこかないかとゲストハウスの方に相談し
近くにあるという、橿原などの町並みを一望できるという山に。
ひたすら山道を登った先でちょっといっぷく。
いい景色を見ることができました。
随分と色々と巡った2日目もゲストハウスに戻って終了です。
この日の晩は茨木から来たというご家族の方々と
お話することができとても楽しかったです。
ゲストハウスもこんないい感じでした。
僕は裏手にある倉を改装した個室?で眠りにつきました。
色々と巡ることができた2日目も終了です。
残すはあと1日。
吉野山に登ったので
その様子をポストします。
camera:Fujifilm X-T1
lens:xf23mm f1.4r
2017GW 奈良一人旅 1日目後編 〜興福寺・ならまち・ゲストハウス編〜
2017GW奈良一人旅
1日目の後半です。
ならまち散策、ゲストハウスまでを書こうと思います。
奈良公園の近くの旅館が経営している
駐車場に車を停めていたのでそこまで歩いていきます。
2キロ位あったかと思います。
この旅館の方が親切な方で、車を置く場所に困っていると
空きスペースが無いにも関わらず普段使わないスペースに
車を停めさせてもらえました。
奈良公園隣接の駐車場よりも安く停める事ができたので
こういう親切な方との出会いは旅の醍醐味でもあります。
途中で入江泰吉さんという奈良出身の写真家の功績を伝える
写真美術館があったので入ってきました。
入江泰吉さんという方は知らなかったのですが
昭和を生きる人々の生活を生々しく収めた写真が展示されていました。
作品の8割程がモノクロフィルムだったのですが、
その生々しさが訴えてくる情景が一気に心を奪いました。
「写真で伝える」事の根底を垣間見たような気がして
非常に刺激を受けました。
もちろん、美術館内は撮影できないので
気になる方は調べてみてください。
車に到着して、興福寺の方に向かいます。
1日目に宿泊する予定のゲストハウスがあるならまちの中にある寺社で
立派な五重塔がシンボルのお寺です。
そしてこの五重塔は寺の周りを歩いていると
いろんな表情でその姿を見せてくれます。
興福寺を降りた先に大きな池があるのですが
その池から見る五重塔がとてもきれいでした。
昔の人はこういったところまで計算して
まちづくりをしていたのかと思うと感銘を受けるわけです。
そして初日宿泊予定のゲストハウスに到着。
とてもいい感じでしょう?
古民家を改装してゲストハウスにしているのですが
なんとも心地よい宿でした。
オーナーさんと話しているうちに
同い年であることもわかり親近感が湧きました。
晩御飯を求めてならまちを散策することに。
古さの中に観光地ならではの洗練さがあり
とても気に入りました。
宿泊者同士の交流があるのがゲストハウスのもう一つの楽しみ。
この日は群馬、東京、兵庫と、色んな方々が泊まりに訪れていました。
各々食事やお風呂を済ませてきて夜がふけるまで話していました。
こういう一期一会もいいものです。
一人旅の醍醐味でもありますね。
次また奈良へ行くときもこの宿を使いたいなと思います。
こうして1日目が終わっていきました。
次回は奈良の旅2日目以降をPOSTしたいと思います。
Camera:Fujifilm X-T1
Lens:XF 23mm F1.4R