PROVIA100Fで春を探しに
Nikon FEにPROVIA100Fを詰めて春を探しに行ってきました。
今年の桜シーズンは雨が多く、青い空とピンクの花びらという
鮮やかな写真は撮れませんでしたが、
しっとりとした雨上がりの桜も良いものですね。
今回は初めてリバーサルフィルムを使ったのですが、露出がシビアで失敗写真を量産すると聞いていたので最初はiPhoneの露出計アプリとセコニックを2台照らし合わせるというビビりスタイルで撮っていきます。
しかし途中からアプリとFEの露出計が大体似通った数値を示していることに気づき、これなら大丈夫かな?と思い、FEの露出計に頼ることに。
FEの露出計に頼るようになってからはシャッターの回数も増えていきます。
FEの露出計、優秀です。
fujifilmの「PROVIA 100F」を使ったのですが、緑色がとても鮮やかに出るフィルムだなと。ちょっと鮮やかすぎるように感じたので緑色の彩度を調整しました。あとは気持ちのいい白色を出すフィルムだなと。非常にすっきりとした絵を出してくれるフィルムです。
次の日の朝、山の方を見ると霧で真っ白に。
今年の春は本当にこんな天気が多い。
気持ちのいい白色を出してくれるPROVIAはそんな霧もちゃんと写してくれています。
白浜まで足を伸ばしてみました。
白浜の名所、三段壁で食べたイカ焼きが美味しかったです。
祭や縁日ででる濃い味のイカ焼きではなく、しょうゆだけ(だと思う)で味付けされたイカ焼きは香ばしくて本当に美味しかった。これも和歌山の海の幸ですね。
僕は36枚撮りのフィルムを2〜3週間位かけて撮っていくので同じフィルムの中で季節が少しだけ進みます。
少しだけですがそんな季節の移り変わりもフィルムは一本の中に閉じ込めてくれます。
僕はデジタルでも撮りますが、現像で上がってきたフィルムを眺めてるとその時の記憶が蘇ってきます。36枚という枚数、1枚、1枚を大切に撮るからでしょうか。そんなフィルム写真、やっぱり大好きです。
私が住む和歌山は桜は殆ど散ってしまい、満開の桜を沢山撮ることはできませんでしたが、それでもフィルムで撮った1枚1枚を大切にしようと思います。
camera:Nikon FE
lens:carl zeiss Planar 50mm f1.4 & Nikkor O-auto 35mm F2