2017GW 奈良一人旅 1日目後編 〜興福寺・ならまち・ゲストハウス編〜
2017GW奈良一人旅
1日目の後半です。
ならまち散策、ゲストハウスまでを書こうと思います。
奈良公園の近くの旅館が経営している
駐車場に車を停めていたのでそこまで歩いていきます。
2キロ位あったかと思います。
この旅館の方が親切な方で、車を置く場所に困っていると
空きスペースが無いにも関わらず普段使わないスペースに
車を停めさせてもらえました。
奈良公園隣接の駐車場よりも安く停める事ができたので
こういう親切な方との出会いは旅の醍醐味でもあります。
途中で入江泰吉さんという奈良出身の写真家の功績を伝える
写真美術館があったので入ってきました。
入江泰吉さんという方は知らなかったのですが
昭和を生きる人々の生活を生々しく収めた写真が展示されていました。
作品の8割程がモノクロフィルムだったのですが、
その生々しさが訴えてくる情景が一気に心を奪いました。
「写真で伝える」事の根底を垣間見たような気がして
非常に刺激を受けました。
もちろん、美術館内は撮影できないので
気になる方は調べてみてください。
車に到着して、興福寺の方に向かいます。
1日目に宿泊する予定のゲストハウスがあるならまちの中にある寺社で
立派な五重塔がシンボルのお寺です。
そしてこの五重塔は寺の周りを歩いていると
いろんな表情でその姿を見せてくれます。
興福寺を降りた先に大きな池があるのですが
その池から見る五重塔がとてもきれいでした。
昔の人はこういったところまで計算して
まちづくりをしていたのかと思うと感銘を受けるわけです。
そして初日宿泊予定のゲストハウスに到着。
とてもいい感じでしょう?
古民家を改装してゲストハウスにしているのですが
なんとも心地よい宿でした。
オーナーさんと話しているうちに
同い年であることもわかり親近感が湧きました。
晩御飯を求めてならまちを散策することに。
古さの中に観光地ならではの洗練さがあり
とても気に入りました。
宿泊者同士の交流があるのがゲストハウスのもう一つの楽しみ。
この日は群馬、東京、兵庫と、色んな方々が泊まりに訪れていました。
各々食事やお風呂を済ませてきて夜がふけるまで話していました。
こういう一期一会もいいものです。
一人旅の醍醐味でもありますね。
次また奈良へ行くときもこの宿を使いたいなと思います。
こうして1日目が終わっていきました。
次回は奈良の旅2日目以降をPOSTしたいと思います。
Camera:Fujifilm X-T1
Lens:XF 23mm F1.4R
2017GW 奈良一人旅 〜奈良公園・東大寺・春日大社編〜
今年のGWは2泊3日で奈良へ一人旅をしてきました。
和歌山に住む僕にとって奈良は隣の県。
しかし普段大阪や京都、神戸の方に足が向いてしまう
自分にとっては奈良は修学旅行以来なんじゃないかなと思うほど
行った記憶がないのです。
そういった背景もあり、奈良に決めたのですが、
3日間もあるので本当に色々な所を回る事ができましたよ。
FujifilmのX-T1と35mm換算で35mmの画角になるXF 23mm F1.4Rのレンズで
全て撮りきってきました。
今回は記事を数回に分けて書きたいと思います。
初日
小学生の頃に修学旅行で来た以来なので新鮮な気持ちで
巡ることが出来ましたよ。
本記事ではその中でも奈良公園・東大寺・春日大社の記録をPOSTしたいと思います。
公園内にはきれいな橋や東屋なんかがあってとても風情があります。
絵を描いているおじさんに出会ったり。
人力車のお兄さんたちはすごい体力ですよね。
奈良公園といえばシカさんたち。
本当にたくさんのシカがいました。
人馴れしてるので近寄ってもピクリとも動きません。
観光客のみんなが鹿せんべいをあげるもんだから
もうお腹いっぱいで、鹿せんべいをあげても口にしてくれません。
奈良公園内にある大木。
随分引きで撮ってるので大きさは伝わりませんが、
近くにいる人の大きさと比較してもらうとわかりやすいのでは。
いよいよ東大寺の門に到着します。
大仏様が大きいことは想像に堅くないかと思うのですが、
その大仏様を収容している大仏殿が本当に大きい。
重機のない大昔にこれを人の手で作ったなんて到底想像もつきません。
門の左右には仁王像が立っているのですがとても強そうです。
この門は風の通りがよく、掛かっているのれん?のようなものが
風になびいてきれいでした。
線香の煙を浴びると頭が良くなるんだったかな?
ちょっとそのへんは覚えてないです。
どんなご利益があるかはわかりませんが
とりあえず煙は浴びておきました。
そしていよいよ大仏様との対面です。
帰ってきて写真を見直してみるとなぜか大仏様だけピントが来ていない。
うーん、やっぱり不思議な力が働いているからでしょうか。
にしても本当に大きくて圧倒されます。
大仏様の周りにも色々な巨大な仏像が並んでいます。
大仏殿を出た後も奈良公園の散策は続きます。
そして奈良公園敷地内にある春日大社に足を踏み入れていきます。
さすが大社と銘打たれているだけあり、本当に広い敷地内で
ここだけでも充分見応えのある神社です。
もちろん世界遺産でもありますよね。
春日神社は鳥居からの通路がとても長く、
なかなか疲れる距離でしたが途中お茶やさんで休憩しながら
進んでいきます。
僕は抹茶が苦手なので緑茶との組み合わせなのですが
この時食べたよもぎ団子が本当に美味しかったです。
こんなとき、抹茶が飲めたらいいんだろうなと思うわけです。
そして境内に到着。
鮮やかな朱色がきれいな建物でした。
春日大社はこの行灯が有名なのですが、
昼間だったので明かりが灯っていません。
こんど是非全ての行灯に光が灯っている時間帯に訪れたいなと思いました。
ここまででも随分と巡ったような気がするのですが、
初日はさらに興福寺、ならまちと散策して、
ならまちにあるゲストハウスで他の宿泊者との一期一会の出会いがあったりで
濃い一日となりました。
初日だけでも投稿を2回に分けないといけない位の
濃密な時間を過ごすことが出来ました。
次回は初日の後編、
興福寺、ならまち、ゲストハウスでの出来事などを
POSTしたいと思います。
Camera:Fujifilm X-T1
Lens:XF 23mm F1.4R
【告知】御坊寺内町フォトウォークを開催します。
2017年5月28日(日)
寺内町フォトウォークを開催します。
一眼レフやコンパクトデジカメ、スマートフォン片手に
ブラブラと散歩しながら御坊の魅力をみんなで発見しませんか!?
日時:2017年5月28日(日)
集合:12:30 天性寺前中村邸
会費:500円
〜フォトウォークの流れ〜
12:30
天性寺前集合
※駐車場は周辺に20台程度無料で置けるスペースがございます。
13:10〜
西御坊駅〜西日本短い私鉄「紀州鉄道」に乗って市役所前駅まで1駅区間約90秒の短い電車の旅をします。
※運賃は会費に含まれますので追加の料金はかかりません。
13:12〜
みんなで御坊寺内町の主要なスポットをさらっと巡ります
14:00〜
天性寺前到着後解散してマップを見ながら各々好きな場所を写真に収めてください。
当日は天性寺の前、中村邸玄関を拠点・休憩所として開放いたします。
ドリンクなどを用意しておりますので疲れを癒やしにどうぞ。
御坊市民に愛されるお肉屋さん「丸金」のコロッケも数量限定にてご用意しておりますのでお召し上がりください。
質問等ございましたら
morio0621@me.com
森本までご連絡ください。
それでは当日楽しみましょう。
↓当日の集合場所です
PROVIA100Fで春を探しに
Nikon FEにPROVIA100Fを詰めて春を探しに行ってきました。
今年の桜シーズンは雨が多く、青い空とピンクの花びらという
鮮やかな写真は撮れませんでしたが、
しっとりとした雨上がりの桜も良いものですね。
今回は初めてリバーサルフィルムを使ったのですが、露出がシビアで失敗写真を量産すると聞いていたので最初はiPhoneの露出計アプリとセコニックを2台照らし合わせるというビビりスタイルで撮っていきます。
しかし途中からアプリとFEの露出計が大体似通った数値を示していることに気づき、これなら大丈夫かな?と思い、FEの露出計に頼ることに。
FEの露出計に頼るようになってからはシャッターの回数も増えていきます。
FEの露出計、優秀です。
fujifilmの「PROVIA 100F」を使ったのですが、緑色がとても鮮やかに出るフィルムだなと。ちょっと鮮やかすぎるように感じたので緑色の彩度を調整しました。あとは気持ちのいい白色を出すフィルムだなと。非常にすっきりとした絵を出してくれるフィルムです。
次の日の朝、山の方を見ると霧で真っ白に。
今年の春は本当にこんな天気が多い。
気持ちのいい白色を出してくれるPROVIAはそんな霧もちゃんと写してくれています。
白浜まで足を伸ばしてみました。
白浜の名所、三段壁で食べたイカ焼きが美味しかったです。
祭や縁日ででる濃い味のイカ焼きではなく、しょうゆだけ(だと思う)で味付けされたイカ焼きは香ばしくて本当に美味しかった。これも和歌山の海の幸ですね。
僕は36枚撮りのフィルムを2〜3週間位かけて撮っていくので同じフィルムの中で季節が少しだけ進みます。
少しだけですがそんな季節の移り変わりもフィルムは一本の中に閉じ込めてくれます。
僕はデジタルでも撮りますが、現像で上がってきたフィルムを眺めてるとその時の記憶が蘇ってきます。36枚という枚数、1枚、1枚を大切に撮るからでしょうか。そんなフィルム写真、やっぱり大好きです。
私が住む和歌山は桜は殆ど散ってしまい、満開の桜を沢山撮ることはできませんでしたが、それでもフィルムで撮った1枚1枚を大切にしようと思います。
camera:Nikon FE
lens:carl zeiss Planar 50mm f1.4 & Nikkor O-auto 35mm F2